「図書館の学校」図書館振興財団季刊誌春号はインドのバナーラス・ヒンドゥー大学の図書館です。

2021年03月27日

マイティブック代表のまついきみこ連載「世界の図書館」が掲載されている図書館振興財団の季刊誌春号が発売されました。連載第36回はインドのバナーラス・ヒンドゥー大学 中央図書館で、通称「サヤジラオ・ガイクワード図書館」です。

ランガナタンの「コロン分類法」や「図書館学の五法則」は司書講習では必ず学び、また彼が図書館の発展に尽くした人物で「インド図書館学の父」とインドで呼ばれていることは日本で知られています。

でも、もう一人インドには、サヤジラオ・ガイクワードという「インド図書館学の父」と呼ばれる人物がいたことは今回の取材で初めて知りました。

バナーラス・ヒンドゥー大学 中央図書館は最先端の大学図書館を目指しサヤジラオ・ガイクワードの寄付で建てられたため「サヤジラオ・ガイクワード図書館」と今でも呼ばれているのです。

そんな、インドの図書館の発展に寄与した両氏の図書館で出会った司書のみなさんは、とても意欲的。誇りを持って働く素晴らしい方々でした。

これまで紹介した図書館はバックナンバーでお読みいただけますので、よろしくお願いします。また、この季刊誌は図書館でも貸し出しを行っておりますので、そちらもご利用ください。

ご購入希望の方は下記図書館振興財団サイトのバックナンバーからお問い合わせをお願いいたします。

https://www.toshokan.or.jp/magazine/


【お詫びと訂正】

メイン写真のキャプションで、もう一人の「インド図書館学の父」である「サヤジラオ・ガイクワード」の名前が「サヤジラオ・ガイクワード図書館」と図書館の呼称で記載し、本文と矛盾した内容となってしまいました。正しくは、下記になります。ここに訂正とお詫びを申し上げます。

正)ランガナタンの「コロン分類法」や「図書館学の五法則」は司書講習で学び、私は彼が「インド図書館学の父」であることは知っていたがサヤジラオ・ガイクワードの存在は初めて知った。

誤)ランガナタンの「コロン分類法」や「図書館学の五法則」は司書講習で学び、筆者は彼が「インド図書館学の父」であることは知っていたがサヤジラオ・ガイクワード図書館の存在は初めて知った。